[NEW]森の保育拠点「佐平館」の焼失から再建へ 〜その歩みと『ご寄付』のお願い〜

1.森の保育拠点「佐平館」焼失から再建へ
・佐平館再建に向けて 〜焼失からの歩みと『ご寄付』のお願い〜 NEW!
・ご寄付について(概要) NEW!
・佐平館がない森の保育 ~2025年1月17日から現在まで~ NEW!

1.森の保育拠点「佐平館」焼失から再建へ

佐平館再建に向けて〜焼失からの歩みと『ご寄付』のお願い〜NEW!

佐平館焼失とその後の取り組み
 2025年1月16日、私たちの森の活動の拠点である佐平館が焼失してしまいました。しかし、その後、たくさんの方のご支援を賜り、例年と同じ回数の「森の保育園」「土曜学校」を実施することができました。今まで、そして現在も継続してご協力・ご尽力いただいている全ての皆様へ、心より感謝申し上げます。(佐平館焼失以降の森の保育の様子はこちらから)

拠点のない中での保育と課題
 これまで一年間以上、佐平館無しで過ごしてきた社会館・吾妻の保育園・土曜学校や各学童の子どもたち。「拠点がない森の保育」の不便さ・緊張感を十分味わい、楽しんでいるようにさえみえました。ですが、トイレや風呂を使いたい時、緊急時、荒天時、宿泊保育計画を立てる際には、やはり佐平館という『拠点』の必要性をひしひしと感じました。

前理事長の想いと再建の決断
 佐平館焼失後、宮﨑栄樹 前理事長(前社会館園長)は「子どもたちの為に出来るだけ早く完成させたい」「最後はニコッと笑って〝これでよかった〟と言えるようなものを作りたい」と、再建を即断しました。昨年の四月初めには佐平館再興についてのアウトラインをすでに描いていた前理事長。3月に入り佐平館跡を数度訪れてはイメージを膨らませていました。昨年4月17日、佐平館跡を見に行ったあと、翌々日に「設計事務所へ電話」というメモをその日のシャツのポケットに入れ、旅立った前理事長。その後、新理事長が計画を引き継ぎ、ようやく「新・佐平館」の設計図が完成。そして、あの難しい立地で建築の許可を得るに至りました。そして現在、2026年2月より建築に着手したところです。ここまで、なかなか長い道のりでしたが、これからが、またひと踏ん張り。前園長も、あのぐりぐり眼を「ニコッ」とさせたり「カッ」と見開いたりしながら空から見ているような気がします。

新・佐平館の計画概要
 下のイメージ図をご覧ください。こちらが再建される佐平館で、母屋と車庫・農機具庫、東屋の三棟を建築する予定です。竣工日は2026年9月末を予定しております。
「屋根を急こう配にし、以前の佐平館を思い出せるような外観にしたい。そして中は以前とはまた違った新しい印象のものを。」これが、前理事長が描いた新・佐平館のアウトラインです。以前の、古民家を改造した佐平館は、まるで「田舎の祖父母のお家」のようでした。昔ながらの佇まいでいつも森にあり、子どもたちの原風景となってくれていました。新しい佐平館もまた、これからの100年、再び子どもたちの「原風景」となってほしいとの願いを込め、現在再建にあたっています。

再建にかかる費用について
 その建築費ですが、3棟すべての建築に、約1億5千万円の費用がかかります。昨今の物価高に加え、佐平館の難しい立地(谷津田の上に位置し、斜面に面しているという特殊な場所にある)での建築ということで、これだけの費用がかかることになりました。
この費用につきまして、大正会は過去10年以内に、①社会館新館の建設、②吾妻保育園の民営化にかかる大改修・③ポプラクラブ第二の移転にかかる大改修・④東清分館の再建、等々、大事業を続けてきた後に続く今回の再建計画とあって、法人の自己資金と借入金だけで賄いきるのが大変厳しい現状です。

佐平館再建に向けたご寄付のお願い
 そこで、佐平館の再建にあたって、皆様よりご支援を賜りたいと考えております。3棟分の柱と桁、屋根にかかる竣工費、約1千5百万円について、皆様のご寄付を賜りたいと考えております※。ご縁がある皆様のお力を得て立つ『柱』を支えにして、佐平館を再建できたらと考えております。
皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

令和8年3月吉日
社会福祉法人 木更津大正会 理事長 吾津 恕榮
社会福祉法人 木更津大正会 業務執行理事 宮﨑 際

※本内容は下記資料からもご覧いただけます
佐平館再建に向けて〜焼失からの歩みと『ご寄付』のお願い〜(PDF)

※ご寄付をいただいた方のご芳名について
「芳名板」へ記し、小屋裏・棟札の隣へ納めさせていただきます。
また、「芳名板」とは別に、ご芳名をHPで公開予定です(公開の可否につきましては「寄付金申込書」にて伺います)。


ご寄付について(概要) NEW!

お申し込み方法・詳細につきましては、下記の募集要項をご確認ください。
寄付金募集要項はこちら(PDF)

概要につきましては、下記をご覧ください。

概 要
佐平館再建にあたり、以下の内容でご寄付をお願いしております。
・目標額:1,500万円
・使途:佐平館再建(柱・桁・屋根の竣工費)
・募集期間:令和8年6月30日まで
・寄付金:1口 5,000円〜

■お申し込み方法
ご寄付は、以下のどちらかの方法でお申し込みいただけます。
・園へのご持参(寄付金申込書※1を添えてお持ちください)
・銀行振込※2専用フォームまたは寄付金申込書※1[メール・FAX・郵送]にてお申し込みの上、お振込みください)

※1 寄付金申込書
寄付金申込書はこちら(PDF)
※2 お振込み口座
・ 銀行口座名義: シャカイフクシホウジン キサラヅタイショウカイ  リジチョウ アヅ ジョエイ
社会福祉法人木更津大正会  理事長 吾津 恕榮
・金融機関名:千葉信用金庫 (普通預金) ・支店名:中央支店
・店番:121  ・口座番号:7354088
◎大変恐縮ですが、振込手数料のご負担も合わせてお願いいたします。
◎お申し込みのお名前(寄付者氏名・団体名)でご入金をお願いします。

■税制上の優遇について
ご寄付いただいた場合、税制上の優遇措置を受けられる場合があります。
個人の方は所得税・住民税、法人の場合は法人税等の優遇対象となります。
詳しくは上記の寄付金募集要項をご確認いただくか、各税務署等へご相談ください。

■お問い合わせ
佐平館復興プロジェクト事務局 (担当者:社会館園長 宮﨑 際)
〒292ー0831
千葉県木更津市富士見3丁目8番3号 (福)木更津大正会 事務所
TEL(0438)22-3659/FAX(0438)22-3687
メール:kisa.hoiku2023@gmail.com


佐平館がない森の保育 ~2025年1月17日から現在まで~ NEW!

【鶴の一声】
 佐平館がなくなり、「森の保育」の継続をどうするか?職員の背を押したのは、当時の社会館園長 宮﨑栄樹の「森の保育は、拠点ナシでも実現できることを証明してください」という鶴の一声。そして職員たちは、あの逆境でも「子どもたちに変わらぬ保育を」と気持ちを留めることができました。

【子どもたちの存在】
 また、大人たちを支えたのは子どもたちの存在でした。「佐平館のお別れ会をしよう」と職員で話し合いを重ね、火事の2日後から子どもたちと一緒に現場を訪れることにしました。そして、佐平館の思い出を共有しながら、「お別れ会」をしました(土曜学校・2つの保育園が実施)。さらに、3月の火事場撤去前には、卒業生達(中学生から成人まで)が続々と駆け付けてくれました。そして、焼け跡から思い出の品を発掘するためヘルメットと熊手で奮闘。こういった事柄は、職員集団に元気をくれ、私たちはどん底の中でも一歩一歩進んでいく事ができました。ちなみに、火事直後に前園長のもとに来た小学生2人。「俺たちに佐平館を作らせてください!」と力強い声で宣言!この言葉は、大いに前園長を奮い立たせてくれたようです。

【手を差し伸べてくれた方々】
 そして、「なにかあれば力になるよ!」とつぎつぎに声をかけて下さったり、現場に駆けつけて下さったりした保護者(卒園児保護者の方も!)の方々や、地元の方々のありがたかった事!火事の2日後から、通常通り再開した「森の保育」でしたが、実際の所、保育の継続は、困難を極めました。
拠点が無い。様々な工事や備品が無い。水・トイレが無い・・・。必要な環境はその都度、試行錯誤しながら全て整えていきました。職員・講師そして、たくさんのお父さん方が休みを返上して動いてくださり、へとへとになりながら、しかし「こどものために」と奔走し続けてくださいました。

【ないないづくしの保育】
 実際、保育継続のために実施したことは沢山ありすぎて書ききれません。例えば、田植えの種をまくためのトレーや、土を切る用具などから全て焼失している為、ほぼ毎回、森の日の前には何かしらの準備に奔走する日々。夏には冷蔵庫がない為にクーラーボックスで毎回冷却材や経口補水液を運搬したり、川で調理の鍋を洗ったり、飲み水をタンクで活動場所まで軽トラックで運んだり、夏の宿泊保育に、寺院や子育てセンター東清分館を拝借したり、その為の計画表を大幅に見直したり・・・。お父さん方には学童保育所から水浴び用プールを運んで頂いたり、職員の着替え・危険物入れの小屋を作成して頂いたり・・・。
一方で保育面では、逆境を楽しみ、大変さを超える喜びを共有し、「不便を知ることができ良かった」体験へと変換して最高な保育を実践してくれた職員・講師陣の熱意もありがたかった。

【今思うこと そして これから】
 このように、火事から今まで皆で一歩一歩進んできたことは、大変でありましたが、ありがたさと喜び、そして希望を強く感じる日々でもありました。今は一層、前園長のこの言葉が強く感じられます。
「絶望の中それでも前を向いて生きる」
「ピンチはチャンス!」
「周囲の行動から悪意を読み取らない・周りはあなたの味方」

大人たちの奮闘の結果、逞しく成長した子どもたちの姿が、今私たちの目の前にあります。保育の継続へご協力くださった全ての皆様へ、心より感謝申し上げます。

あの日空にかかった虹

【参考:2026年度 森の保育園・土曜学校・学童 実施予定日数】
〇社会館保育園  年長組37名(50日/年)、年中組34名(14日/年)、年少組34名(10日/年)
〇社会館吾妻保育園 年長組16名(19日/年)、年中組13名(12日/年)、年少組14名(6日/年)
〇土曜学校 学童1年生〜6年生 約130名(約42日/年)
〇社会館学童れんこんクラブ約140名・ポプラクラブ約110名・サンシャインクラブ約45名
→夏のお泊りや、それぞれの学童田んぼにて、田植え~収穫を実施予定

2026年3月吉日 社会福祉法人木更津大正会 理事長 吾津 恕榮

※本内容は下記資料からもご覧いただけます
佐平館がない森の保育の様子

関連記事一覧

TOP

Copyrighted Image